葉酸は母乳の出に大切な栄養素・母乳の出や質を高める基礎知識

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監修医師:山中 薫子 先生

【資格】

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
母体保護法指定医師

【所属学会】

日本産科婦人科学会

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【経歴】

愛媛大学医学部卒業
明石市民病院産婦人科勤務
京都府立医科大学付属病院 産婦人科勤務
渋谷文化村通りレディスクリニック(院長)

葉酸は母乳の出の栄養源となる大切な栄養素

葉酸は母乳の出に大切な栄養素・母乳の出や質を高める基礎知識

赤ちゃんにとって母乳は最適な栄養源であり、母乳育児をする場合には、必要なエネルギーやビタミンなどの栄養素は母乳から摂取することになります。

 

特に授乳中は鉄分が不足しがちになるため、ママも貧血を起こしやすくなります。葉酸は赤血球を作り出すのにかかせない栄養素なので、母乳の出をよくするためにも、普段から葉酸を意識して取るようにしましょう。

 

なお、葉酸の1日あたりの必要量は、妊娠中では通常の2倍である480μgの葉酸が必要となりますが、授乳中でも1.4倍の280μgの葉酸が必要とされています。

 

≪葉酸280μgを食品から取るときの例≫
    葉酸量(μg)
納豆 1パック 60
豆乳 カップ1杯 60
ほうれん草 1株 63
大豆もやし カップ1杯 51
いちご 中5粒 68

 

葉酸は神経の発達や、タンパク質の合成にかかわるため、乳児にとっても大切な栄養素。母乳の質を上げるために、葉酸に加えそのほかの栄養素もバランスよく摂取することも大切です。

母乳の出や質をよくするために摂取したい栄養素

母乳の出をよくするには、出産後の母乳の量が少ないうちから、赤ちゃんに乳首を吸っているもらうことがポイントになります。

 

そのうえで、質のよい母乳を出すためにも、十分な水分と栄養バランスの整った食事を取るのが大切です。葉酸のほか、授乳期間中に積極的にとりたい栄養素には次のようなものがあります。

 

葉酸は母乳の出に大切な栄養素・母乳の出や質を高める基礎知識

タンパク質 肉、魚、大豆製品、乳製品
鉄分 魚介類、レバー、海藻類など
カルシウム 乳製品、ほうれん草などの葉物野菜

 

授乳中は自然に食欲がアップするので、食事量そのものは増える傾向にあります。しかし、育児で食事もままならない場合は、栄養バランスを取るためにサプリメントを活用することもよいです。

 

特に妊娠向けの葉酸サプリには、母乳を作るうえで必要な栄養素も同時に摂ることができる製品も多いので、サプリメントを活用する場合は有用です。

 

 

補足:母乳が出る時期は人それぞれ

 

出産後から始まる赤ちゃんへの授乳では、すぐに母乳が出るママもいれば、出産後しばらくしても母乳があまり出ないというママもいるでしょう。母乳は、赤ちゃんが乳首を吸うことで、刺激を受けた脳が「オキシトシン」という乳汁分泌を促すホルモンを分泌することによって出るようになります。

母乳がでにくい方の特徴と対策方法

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最近では医療機関でも母乳育児をすすめられている一方で、人によっては母乳が全くでないという方もいます。母乳が出ない原因には、ママが原因の場合と、赤ちゃんが原因の場合に分けられ次のようなものが考えられます。

 

【ママの原因として考えられるもの】

体質によるもの

赤ちゃんに乳首を吸わせてしばらく経っても、母乳が増えない場合は体質による可能性があります。まずは医療機関の母乳外来や地域の保健センターに相談してみましょう。母乳が全くでないという人は、人工ミルクを利用することになりますが、赤ちゃんの成長に十分な栄養が含まれています。

 

乳首の形に異常がある

陥没乳首や扁平乳首などは、赤ちゃんの吸いずらい乳首の形とされています。授乳前には、赤ちゃんが吸いやすいように、乳首をよく伸ばすなどのマッサージを行いましょう。

【赤ちゃんの原因として考えられるもの】

乳首を上手に吸えない

葉酸は母乳の出に大切な栄養素・母乳の出や質を高める基礎知識小さめに生まれた赤ちゃんや、障がいを持っている赤ちゃんの中には、ママの乳首を上手に吸えない赤ちゃんもいます。

 

また、出産直後は、ママの母乳も少ないことが多く、病院側で人工ミルクを足すことがあります。

 

しかし、哺乳瓶とおっぱいの乳首には吸い方に違いがあるので、赤ちゃんが混乱することも。赤ちゃんが乳首の吸い付きが悪い場合は、医療機関の母乳外来や地域の保健センターに相談してみましょう。

母乳の出をよくするマッサージ方法とマッサージを行う時期

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母乳の出をよくするために行いたいのが、おっぱいのマッサージ(いわゆる母乳マッサージ)です。

 

授乳前に母乳マッサージを行うと、血液循環が促進されるため、母乳の出もスムーズにする効果を期待できます。

 

また、授乳を通して母乳の量が増えるのようになると生じやすいのが、乳腺炎。乳腺炎は母乳がつまることで起こりますが、軽いしこり程度であれば、母乳マッサージで改善することも可能です。

 

マッサージは出産後に始めても効果がありますが、おっぱいのコンディションを整えて母乳を出しやすくするのなら、妊娠28週頃からスタートするのがおすすめです。

 

妊娠中や授乳期間はできれば1日に1回を目安に行いましょう。入浴時など体が温まっている時に行うのも、おすすめです。

 

母乳マッサージの具体的な方法は以下の動画を参考にしてください。

 

まとめ

この記事のまとめ

 

葉酸は赤血球を作る働きするため、母乳を作るためには欠かせない栄養素です。

 

そのほか、母乳の質を高めるためには、タンパク質や鉄分、カルシウムを含むバランスよい食事をこころがけて、食事からの摂取が難しい方は、これらを含む葉酸サプリメントなど活用することもよいです。

 

母乳には人工ミルクに含まれていない赤ちゃんの免疫を高める成分だけでなく、出産後のママの体の回復を促す作用があります。

 

母乳の出をよくするためにも妊娠中からマッサージを行い、元気に生まれてくる赤ちゃんのためにも葉酸など必要な栄養バランスを意識ながら、母乳の質を上げていきたいですね。

産婦人科ドクター

 

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