葉酸 サプリ ビタミン

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監修医師:山中 薫子 先生

【資格】

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
母体保護法指定医師

【所属学会】

日本産科婦人科学会

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【経歴】

愛媛大学医学部卒業
明石市民病院産婦人科勤務
京都府立医科大学付属病院 産婦人科勤務
渋谷文化村通りレディスクリニック(院長)

葉酸はビタミンCとB12と摂ると利用率が向上する

葉酸とビタミンCとビタミンB12の関係を解説する医師

 

葉酸は吸収率が悪いため、食品やサプリから摂る場合、ビタミンCやビタミンB12と同時に摂取すると利用率が向上するため、なるべくはビタミンCとビタミンB12を含む食品やサプリメントを補給するようにすることも大切です。

 

特に、食品から取る葉酸の利用率は30~50%と低い傾向にあります。そのため、葉酸を摂取するときには吸収率を高めるビタミンと一緒に摂取することを意識することで、葉酸の相乗効果が期待できます。

 

また、ビタミンB12やビタミンCは、葉酸と同じように水溶性ビタミンの一種。水溶性ビタミンを食品から取るとき、調理など熱によって壊れやすいという特徴があります。葉酸を効率よく摂取するには、サラダなど生のまま食べたり、これらのビタミンを含む葉酸サプリを摂取するのもよいです。

 

葉酸の相乗効果が期待できるビタミン
ビタミンB12 ビタミンB12は葉酸と協力しながら、補酵素として赤血球を作る働きがあります。
ビタミンC 葉酸が体内で働くには、活性化する必要があります。ビタミンCには、葉酸を活性化させる働きがあります。

妊娠向けに葉酸サプリに必要なビタミンや栄養成分

妊娠時の葉酸サプリ・相性の良いビタミンと悪いビタミンまとめ

妊娠向けの葉酸サプリには、妊娠中に不足しがちな栄養や胎児の発育をサポートする成分が配合されているものが多くあります。

 

そのなかでも、特に妊娠中の食生活のサポートに葉酸サプリを選ぶのなら、上記にあげたビタミンCやビタミンB12に加え、ビタミンB6、最近ではDHA・EPAも妊娠中に補給が推奨される栄養成分です。

 

ビタミンC 免疫力の向上や筋肉や骨を強くしたり、美白にも効果的なビタミンC。特に、ビタミンCには鉄分の吸収を助ける働きがあるので、妊娠中に起こりやすい鉄欠乏性貧血を予防するのにも役立ちます。
ビタミンB12 ビタミンB12 は葉酸と一緒に、赤血球に含まれるヘモグロビンの合成を促す働きがあります。巨赤芽球性貧血の予防・対策に役立ちます。
ビタミンB6 タンパク質の代謝を助けるビタミンB6は、皮膚や粘膜を強くする働きがあります。特に、妊娠中ではつわりを軽減させる効果や、妊娠初期における赤ちゃんの脳・神経の発育を助ける作用も。

 

母体や胎児のサポートとしてDHA・EPAの摂取も好ましい

妊娠時の葉酸サプリ・相性の良いビタミンと悪いビタミンまとめ

DHA、EPAは魚の油に多く含まれている栄養素で良質なタンパク質も含まれているため、妊娠中の食事に取り入れたい食品です。赤ちゃんの脳の発達や視覚発達補助にかかわる栄養素であることから、妊娠時の摂取が推奨されています。

 

DHA・EPAの過剰摂取に対する副作用はデータがほとんどなく、特に摂取量は決められていませんが、成人・妊娠時期ともに1日1000mgを以下を目安に摂取するとよいとされています。

 

しかし、魚から取る場合、魚の種類の中には食物連鎖の過程で水銀が蓄積しやすい魚も存在するため、妊娠中は魚の油のみを抽出して配合したDHA、EPAのサプリやそれを含む葉酸サプリから補給するほうが望ましいです。

 

 

DHA・EPAが配合された葉酸サプリにつきましては、「葉酸サプリ110番・現役医者が明かす妊娠中おすすめの葉酸サプリ」で詳しく解説しておりますので、そちらを参考にしてください。

妊娠向けの葉酸サプリは脂溶性ビタミンが少ない配合のものが良い

葉酸サプリは脂溶性ビタミンが少ないほうがよい

妊娠向けの葉酸サプリには、さまざまなビタミンが配合されているため、他サプリメントも併用した飲む場合はビタミンAやDの脂溶性ビタミンの過剰摂取に注意することも大切です。

 

葉酸をはじめとする水溶性ビタミンは、大量に摂取しても尿として体外に排泄されますが、サプリメントとして摂取する場合には気をつける必要があります。過剰摂取に気をつけたいビタミンと一日の上限量は、次のようになります。

 

葉酸

妊娠初期に摂取が重要となる葉酸ですが、過剰摂取により、アレルギー反応や神経に副作用が出る可能性があります。妊婦さんが1日の上限量となる量は、1000μgですが、1日480μgを目安に摂取するようにしましょう。

 

ビタミンA

ビタミンAは妊娠中に不足しやすい栄養素である一方で、サプリメントなどで過剰に摂取すると、副作用が起こることがあります。特に、妊娠初期のビタミンAの過剰摂取は、お腹の赤ちゃんの奇形を起こすリスクが高くなります。ビタミンAの一日の上限量は2700㎍RAEで、推奨量は妊娠時の年齢や時期により違いはありませんが650~780μgRAEです。

 

ビタミンD

カルシウムの吸収を高め、骨や歯を丈夫にするのがビタミンDです。ビタミンDも妊娠中に不足しやすい栄養素ですが、過剰摂取により高カルシウム血症や、お腹の赤ちゃんの発達が遅れることがあります。妊婦さんのビタミンDの1日の推奨量は7μgで、成人の上限量である100μgを超えないようにしましょう。

 

葉酸サプリをはじめ、サプリメントでビタミンを摂取するときは、これらのビタミンを併用しないように注意すること。特に妊娠中は、普段の食生活のなかで、どのくらいのビタミンを摂取しているか分かりにくいので脂溶性ビタミンを少なめに配合してある葉酸サプリを選ぶことが安心です。

食べ物で摂取するビタミンとサプリで摂取するビタミンの違い

食事とサプリの栄養の違いを説明する医師

食品とサプリメントで摂取するビタミンの違いの1つに吸収率があります。
たとえば、葉酸のような水溶性ビタミンは熱や光に弱い性質があり調理の過程で成分そのものが失われる性質があります。
そのため、食品からのビタミンの摂取した場合、過剰摂取の心配はほとんどありません。

 

 

一方、サプリメントは水溶性ビタミンを効率よく成分が吸収されるように合成されているため、気づかないうちに過剰摂取を引き起こすこともあります。

 

妊娠時の葉酸サプリ・相性の良いビタミンと悪いビタミンまとめ

栄養バランスを整えるには、まずは食生活を見直すことが大前提。サプリメントは普段の食事で不足しがちな栄養素を補うようにしましょう。

 

なお、葉酸のように食品から摂取しても体の利用率が低いものに関しては、吸収率を高めたサプリメントを利用するのもよいです。

 

特に、妊娠中は葉酸の必要量が高くなり、厚生労働省でも妊娠中の葉酸サプリによる栄養補助を認めています。食事の栄養バランスを見直したうえで、必要に応じて葉酸サプリで補給することが望ましいです。

まとめ

この記事のまとめ

 

葉酸サプリを選ぶときには、単独のものよりも、ビタミンCやビタミンB12などの栄養素を含まれているものを選ぶことがポイントです。特に、妊婦さんの場合は、妊娠によって不足しがちな栄養素や、お腹の赤ちゃんの発達をサポートする成分が配合されたものを選ぶことが好ましいです。

 

また脂溶性ビタミンの過剰摂取にならないよう、ビタミンAやビタミンDを含むサプリメントを併用して飲む場合は、1日の摂取量を確認して併用するようにすることが大切です。

産婦人科ドクター

 

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